労働環境と介護職の休日の関係
介護職というと、休日が少なく土日や祝日・大型連休など、休みが取れないイメージを持たれがちです。
特に入居施設になると、365日24時間で介護サービスを提供しており、ギリギリの人数でシフトを回しているため、まわりに気を遣って休みにくいと言われています。
しかし介護職の休みがきちんとしている職場もあり、それは職員数が多い職場です。
介護職員の数が十分である職場では、急な欠勤にも対応可でき、休日出勤や残業の必要もありません。
そのため、連休も取りやすく、予定も立てやすいです。
職場によっては、特別休暇(季節休暇・アニバーサリー休暇)があるところもあります。
次は、労働環境に対する意識の高い職場である事です。
急な欠勤者・退職者が出ても、職員補充スピードが迅速な職場です。
労働者の事を考え、派遣やパートなども積極的に雇い、皆の負担を軽減する職場であれば定着率も高くなります。
そして、労働環境改善の意識も高く、問題点の解決に努める職場です。
一人一人の介護職員の体調にも気を配り、無理な勤務などをさせないようにしています。
この労働環境への改善意識の高さについては、前で述べた職員数の多さにつながります。
そもそも、介護職は休みが少ないと言われる最も大きな原因が人材不足にあるからです。
また、デイサービスなどの平日・日勤の介護サービスであれば、きちんと休みが取れます。
基本的には、土日・祝日など休みが決まっているため、自身の体調管理もしやすくなります。
休日がしっかりしている職場とは、職員の数が安定している職場にあると言えます。